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Vol.3「一度はイーストマン、EASTMANA-2来たぞ着たぞ編」

来た、来たーっ!

「ピンポ〜ン、マッシャーさん(と言う訳はないが…)書留でーす」
「へいへい、ん〜、なになに、外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ…おおーっ、来たぜ来たぜ〜」
てなふうに、4月某日に拙者のもとに税関手続の簡易書留が配達されました。

要するにブツはすでに日本に、ここ東京に着いてるってことです。

で確認すると、この書留に書いてある通りの手続を行ってくれとのこと。
その内容は、届いた荷物が海外旅行の土産なのか、そうでないのかを添付の返信葉書に書き込んで返信してね、もしくはこの書留を直接、大手町にある東京国際郵便局内の東京税関東京外郵出張所に持ってきて手続してね、ということでした。
まぁ必要事項を書き込んで葉書を送り返しゃいいんですが、せっかくだから東京国際郵便局と東京税関東京外郵出張所なるものを見てやろうと、拙者は翌日、東京税関東京外郵出張所に行くことにしました。

行ったのが土曜日だったもんで受付はお昼まで。手続そのものは窓口でお土産かどうか聞かれてそれに答えるだけであっという間に終了。ただ土曜日は受け付けのみで課税手続は月曜日になり、荷物の配送は火曜日あたりになるとのこと。あ〜あ〜、ブツはもうその辺にあるはずなのに・・・。

「くっそー、ほんの数日とはいえ、おあずけかぁ〜」


待つこと2日、朝早くにやってきました、例のブツが。
「おおー、箱入りだぜー」、バリバリバリ(包装紙をはがす音)、パカッ(箱を開ける音)
「おおー、また包装紙だぜー」、バリバリ、「出たーっ、A-2だぁっ!」


という訳で、インターネットでオーダーしてから待つこと約1ヶ月、拙者はイーストマンのA-2を手に入れたのでした。

早速着てみる

イーストマンのA-2「Rough Wear Contract 27752」。 シールブラウンのホースハイド、1940年代のタロン社のジッパーWartime Talonなど、こだわりの作りだ。
拙者が購入したのは、Rough Wear Contract 27752というモデルです。

  こいつは大戦当時のフラジャケメーカーであるRough Wear(ラフウェア)の最後の軍契約モデルのレプリカ。
オリジナルはイギリスに基地を置いた第8 Airforce所属第303砲撃グループの飛行大隊である"Hells Angels"が着用したことで有名です・・・な〜んてわかったようなこと書いてますが、これはカタログの受け売りです、すんまそん。

イーストマンのA-2は、革(ベジタブルタンドホースハイド、馬革です)は勿論、ラベル、ジッパー、ステッチまで忠実に再現されています。カラーはシールブラウンで、濃いこげ茶色とでも申しましょうか。

オリジナルA-2は夏季用というか、今でいうところのライトゾーン(10℃〜30℃)対応のフラジャケのため、薄手にできてます。ですから、このイーストマンA-2もいわゆる革ジャンという言葉からイメージされるヘビーさというか、重苦しい感じはそれほどありません。

ラベルのアップ。コントラクトNO.が見えるだろうか。
  丈夫な馬革を使っていながら比較的軽く、サクッと羽織ったり、パッと脱ぐのが可能。ラクです。
この実際に使用する際のお気楽さはナイロンジャケットのL-2Bに匹敵、と言うとちと大げさか…。しかし、日常使用するギアとしてはこの軽快感が重要なんです、いやホンマ。 ですから、こいつは春先から初夏まで、また晩夏から晩秋あたりまで十分活用できそうです。

このA-2については、クオリティは非常に高いし、更に直接英国のイーストマンから購入した際のコストパフォーマンスを考慮に入れれば、現状では文句なしです。

あとは、このA-2をいかに着こなすか…

めっちゃくちゃベタだけど、「大脱走」でも見て、マックィーン先生の着こなしでも勉強するかな。
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