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Vol.2「一度はイーストマン、EASTMANA-2購入編」

A-2欲しいっ!

  実は、拙者の手元には数年前に購入したAVIREXのA-2(羊革、made in china)があるんですね。

  こいつは、バリバリのビンテージレプリカに比べりゃ価格は安いし(とはいっても7万円前後はしたような・・・)、且つ着易くてカジュアルウェアとしちゃ悪くないんですが、「よりオリジナル似」「いや極限までオリジナルに近い」「うおぉぉぉ、こうなったらオリジナル以上っ!」を求めるマニアックなフラジャケ人にとっちゃ「なーんや、それっ。ちゃい、めめっ!」てなモノであることに違いはありません。

AVIREX(アビレックス)のA-2
羊革使用の中国製
  そりゃ、第二次大戦時のオリジナルを忠実に模したレプリカに比べりゃ、革は違うわ、ジッパーのブランドは違うわ、あそこもここも…、なんてことになります。(ただ、AVIREXはレプリカメーカーではないので、これはこれでいいとも思いますが)

  以前はそういったことを全然気にもせず、ただただパッと見気にいったタフジャケを買ってた拙者ですが、最近になって「やっぱ、完成度の高いA-2、1着は欲しいなぁ〜」と思うようになりました。

  一度そう考え始めると止まらなくなるのが、タフジャケット好きのサガ。
「う〜ん21世紀にもなったことやし、会社も円満に辞めたし、マニアも納得するA-2、一着持っといてもええなぁ〜、そのクオリティを評価してみたいなぁ」と訳分からん論理で自分を納得させ、新たなるA-2購入を決心しました。

一度はEASTMAN

  次に拙者が考えたのは「んじゃぁ、どこのA-2を買おうかのー?」ということでした。

  フラジャケについて非常に詳しく書いてあるにもかかわらず、文章が軽妙で、マニアでなくとも楽しめるフラジャケ本に、「フライトジャケットバイブル」というのがあります。(オススメ)
  そのなかに「振り返ればアルファ、一度はEASTMAN、いつかはマッコイ」というフレーズがあるんですが、これにはこのゴリリアンも明石家マンションの勤くんの如く「なっとく!」です。

  今でこそ多くのレプリカメーカーがかなり完成度の高いA-2をリリースしてますが、10年以上前からそのこだわりとクオリティで抜群の完成度を維持し続けてきたのが、日本のザ・リアルマッコイズ(以後マッコイズ)と英国のイーストマンレザークロージング(以後イーストマン)です。
マッコイズについてはご存知の方も多いでしょうし、また別の機会に書くことにして、今回はイーストマンの紹介。

  まずビックらこくのが、このイーストマン、ほんとにフラジャケの専門メーカーであるという点です。(キャップにグローブくらいは作ってますが…)

  実際多くのレプリカメーカーはフラジャケの他にカジュアルウェアを作ってたりします。とゆーか、カジュアルウェアのメーカーが製品ラインのひとつとしてフラジャケを作ってるってのがホントのところかも。
  ところがこのイーストマンはフラジャケオンリー、しかもレザー以外で作っているのはコットンのB-10のみで、あとはすべてレザー製のビンテージレプリカという、なんともこだわったメーカーです。

  それに、製品をフラジャケに限定してるというだけでなく、より完全なレプリカを目指し、第二次大戦当時に生産されオリジナルにも使用されたモノと同じジッパーをわざわざ使うなど、ディテールの作り込みも徹底しており、そのこだわりが泣かせてくれます。

  まさにジョンブル魂というか、英国流クラフトマンシップというか、とっても頑なっつーか。

  以上のような点から、拙者としては、今回購入するA-2候補をマッコイズとイーストマンに絞り込みました。

さ、サイズがないーっ!

  マッコイズは代官山のザ・リアルマッコイズシアターで、イーストマンは大阪に本社を持つマッシュ(ショップは東京・渋谷にもある)で購入できます。

  で、2月に両方のショップを訪問したわけですが、時期が悪かった。
ああ、どちらのショップにも拙者に合うサイズがないーっ!。

  レザーのフラジャケについては、国内各メーカーが新作をリリースするのは9月頃です。また、ショップが秋から冬の販売に向けて商品を充実させるのもその頃です。
従って年が明ける頃には人気商品は当然無く、定番商品も数はずっと少なくなってるが普通です。わかってたんですけどねー、購入を思い立ったのが年明けだったんだもん…。

  それにしても、マッコイズなら44、イーストマンなら42というサイズはやっぱりストックが少ないんですねー。 どちらのショップに聞いても「今年の夏〜秋頃までは入ってこないよー、だからそれまで待ってねー」ってことでした。

  「うおぉぉぉーっ、ショーーーック!」
  まるでメチャメチャ気合いの入ってるデートの当日、ドタキャンを食らったような虚脱感・・・。

  それにしても、このモノが売れないモノ余りの時代に欲しいものが買えないとは…。「しゃーないなぁ、秋まで待つか〜」と一旦は自分に言い聞かせたんですが、9月といやぁ半年先ですぜ、奥さん。

  「くそー、やっぱ欲しー」と物欲を満たせぬルサンチマン(恨みつらみ)を、最近グングン出始めた太っ腹の奥深くたぎらせる拙者でありました。

ネットがあるぞっ

  その後しばらくは「A-2欲しいなぁ〜」って気持ちがズ〜ルズル。

  でもまぁ「ないもんはしゃ〜ない」と、諦めかけてたそんな折、タフジャケットの連載を書くため、いろんなメーカーのサイトをサーフィンしてて、見つけちゃった〜イーストマンのサイト。

  「ん〜、ほーほー、ネットショッピングもできるんだ〜。でもここは日本だしなぁ、以前エアロレザーのサイト見っけてメールした時にゃ、日本の代理店通して買ってくれって言われたしなぁ…」

  「なになに、ん〜、shipping method…parcel force worldwideってワールドワイドぉ〜?、shippingの欄には…おーっ、ジパングがあるじゃんっ!」

  そうなんです、イーストマンのサイトでは日本からの個人のオーダーもできるんですね。

  お値段は・・・「え〜と、拙者の欲しいタイプで364.25ポンドかぁ。パッキングチャージと送料込みで・・・412.25ポンド。為替レートが大体1ポンド=180円弱と・・・、おおーっ、や、安いやんっ!」

  「そりゃー、ポチっとな」

  てな訳で、速攻イーストマンのサイトで購入申し込み。ブツはUSAAF Type A-2, Rough Wear Contract 27752 という商品です。支払いはクレジットカードを利用。

  さて、拙者は個人的にはネット上でのクレジットカード利用に若干不安を持ってたので、購入の折にメールで他の支払方法を確認しました。イーストマンではポンド建ての送金小切手でもOKとのことでした。また電話でクレジットカードナンバーを伝えてくれてもOKとのことでしたので、ネットに不安のある方はこういった支払方法をとるのもイイかも。

  2日ほどしてオーダー確認及び出荷時期を知らせるメールが到着。出荷までの期間はおよそ3週間程度でした。「う〜ん、拙者のA-2、早く来ないかなぁ」、と購入編はここまで。

 実際に着用したリポートは「月刊タフジャケ Vol.3」にアップしますのでお楽しみに!


※2001年12月17日現在、日本からエアロレザーへのダイレクトオーダーができることを、ケン・カルダー氏とのメールのやりとり、及びエアロレザーのHPにて確認いたしましたので、ここに訂正させていただきます。
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