◆概 略◆
写真はイスラテックス社のCWU-45/P |
20年以上使用されたMA-1の後継ジャケットとして採用されたのがCWU-45/Pである。
過去には防寒性が最重視されたフライトジャケットであったが、現在フライトジャケットに要求される最も重要なポイントは「パイロットを火災から護る」ことである。これに対し、MA-1まで使用されたナイロンは優れた人工繊維であったが燃えやすいという欠点があった。
1970年代に入り、デュポン社が耐熱アラミド繊維(アロマティックポリアミド、商品名ノーメックス)開発に成功、1973年には米国海軍が耐熱アラミド繊維を使用した最初のフライトジャケットとしてCWU-45/Pを開発・採用した。1976年には米国空軍が正式に採用し、現在に至っている。
◆特 徴◆
ボディは耐熱アラミド繊維(アロマティックポリアミド、商品名ノーメックス)を採用している。ポケットはフラップ付きで、MA-1以前のフライトジャケットに標準的に用いられたドットボタンからベルクロに変わっている。
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◆レプリカについて◆
代表的なレプリカメーカーは以下の通り。-
<米 国>
アビレックス、アルファインダストリー
<日 本>
キャブクロージング